- 「スキル」という仕組みが何をしてくれるのか理解する
- よく使うお願いを、短い呼び出し言葉にまとめる体験をする
毎回同じ長文をお願いしていませんか?
ここまでの回で、Claude Codeに具体的にお願いすることの大切さをお伝えしてきました。ただ、「毎月の売上まとめ」のような定例作業だと、毎回同じような長い説明を書くことになり、それはそれで面倒です。
これを解決するのが「スキル」という仕組みです。
スキルは「マニュアル付きの定型作業」
スキルとは、「こういう時は、この手順で、この形式でやってください」というマニュアルを、あらかじめファイルとして用意しておく仕組みです。
一度マニュアルを作っておけば、次からは短い呼び出し言葉だけで、同じ作業を再現してもらえます。社内の「作業マニュアルを見ながらやる定型業務」を、そのままClaude Codeに渡しておくイメージです。
作ってみる
たとえば、「毎月の店舗別売上をまとめる」という作業をスキルにしてみましょう。
「月次売上まとめ」というスキルを作ってください。内容は、各店舗のExcelファイルを1つにまとめて、店舗ごとの合計と全体合計を出す、というものにしてください
Claude Codeが、この内容をもとにマニュアルのファイルを作ってくれます。次からは、
月次売上まとめをお願いします
と一言伝えるだけで、同じ手順を再現してもらえるようになります。

「カスタムコマンド」というショートカットもある
スキルよりももっと単純に、「決まった一言の指示を、短い呼び名で登録しておく」という仕組みもあります。これを「カスタムコマンド」と呼びます。
たとえば、「これまでの変更を、わかりやすい説明付きで記録に残す」という作業を、/save-workという短い呼び名で登録しておけば、次からは/save-workと打つだけで済むようになります。
「作りすぎ」には注意
便利だからといって、あれもこれもスキルにしすぎると、逆にどれを使えばいいか分からなくなってきます。「月に2回以上、同じお願いをしている」と感じたものから、少しずつスキル化していくのがおすすめです。
明日の予告
Day 12では、Claude Codeを社内の他のツール(Slackやスプレッドシートなど)とつなげる「MCP」という仕組みを紹介します。
この記事はClaude Code公式ドキュメント(スキル)を参考に構成しています。
